生きる
親からはネグレクト、小学生のうちはイジメ。
何の為に生きているのか分からなかった。
家ではご飯も与えられず、学校で担任に相談しても優等生なイジメっ子達がそんな事するわけ無いと一蹴。
毎日死にたかった。
それでも死ぬ勇気はなかった。
給食だけが食事。
朝ご飯や夜ご飯を毎日家族で食べるのが普通と知ったのは小学校高学年。
母親に勇気を出して「お母さん朝ご飯を食べたい」と言ったら「そんなもの作る暇はない」と言われた。
小学校卒業を期に死のうと思った。
死ぬなら親には手をあげてはいけないから、俺にこんな思いをさせた奴らも道連れにしようと思った。
俺の豹変ぶりにイジメてた奴らは土下座をして泣きながら謝った。
何を俺は怖がっていたのだろう。
そのままの人生で生きていくのか、新しい生き方をするのか、ほんの些細な行動一つで変わる。
苦しんでる人たちに伝えたい。
気付いてほしい。
例え一人ぼっちでも強くなれる事を。